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米ドルは、中央銀行の引き締め政策により、20年来の高値に近い水準で推移

投資家達は、金融引き締め政策に伴う経済後退を懸念しており、本日月曜日、アジア株がのほとんどが下落し、ウォール街の先物はわずかに上昇しました。

中国の優良株は、ジョー・バイデン大統領が中国への関税を一部撤廃する可能性があるとのニュースに後押しされる形で、0.5%上昇しました。

外国為替ニュース

米国連邦準備制度(FRB)のタカ派的態度により、米ドルは先週記録した20年来の高値圏に近づいています。

一方、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が国民議会の主導権を取り戻せず、フランスが政治的行き詰まりに陥る可能性が出てきた事から、ユーロ圏では大きな動きは見られませんでした。

円は、他の中央銀行が金融引締めに転じている中で、依然として日銀が緩和政策を主張している事により引き続き売り圧力下にあります。

物価上昇(インフレ)から景気後退へ?

市場では、物価上昇(インフレ)抑制の為に検討・実施されている中央銀行の積極的な引締め政策は、経済を後退させ不況を引き起こしかねないとの懸念が強まっています。

今週は、英国のインフレ率が驚異的な高水準になることが予想され、イングランド銀行がインフレ率の上昇を加速させる可能性がある為、この物価上昇(インフレ)傾向は継続すると思われます。

米国連邦準備制度(FRB)関係者の最新のコメントでは、クリストファー・ウォーラー総裁が、データによっては7月の会議で75ベーシスポイントの追加利上げを支持すると発言しています。

同時に、クリーブランド銀行連銀総裁は、米国が景気後退に陥るリスクが高まっており、2%のインフレ目標を達成するには数年程度要する可能性があると述べました。

ゴールド取引

月曜日午前のアジア市場では、米国の祝日を控えて米ドル価格が下落したことにより、金価格が上昇しました。

金はドル高に伴い、少なくとも1ヶ月の間、横ばい緊張状態が続いていました。

原油価格ニュース

原油価格は、依然として供給が逼迫している事、並びにエネルギー価格の高騰が世界的な景気後退をさらに助長するとして、最終的に需要を減らすのではないか?との懸念から、月曜日の朝、アジア市場で下落しました。

原油は取引前場で6%下落となりました。

インフレに見舞われるビットコイン

ビットコインは本記事執筆時点では20,000ドル前後で取引されています。

ビットコインや他の仮想通貨は、高い物価上昇(インフレ)を抑制することを目的とした中央銀行の利上げによって強烈な打撃を受けた金融資産の一部として認識されています。

今週の注目事項:

火曜日
オーストラリア準備銀行(RBA)議事録

水曜日
パウエルFRB議長、上院にて証人喚問
日銀4月政策決定会合議事録

木曜日
ジェローム・パウエルFRB議長、米下院にて証人喚問
米新規失業保険申請件数
ユーロ圏PMI(フランス、ドイツ)
英国PMI
オーストラリアPMI
ECBによる経済速報

金曜日
米ミシガン大学消費者心理