今週のマーケット・イベント:
お客様のトレードに以下の最新情報をご利用下さい。
EURHCOB 総合PMI(7月):
S&Pグローバルとハンブルグ商業銀行(HCOB)が発表する製造業とサービス業のPMI月次総合報告は、民間の製造業とサービス業の多数の企業経営者を対象としています。データは通常、毎月第3営業日に発表されます。各回答は、企業の規模と、その企業が属する製造業またはサービス業の総生産額に対する貢献度が評価さ れます。大企業からの回答は、小企業からの回答よりも最終的な指数数値に大きな影響を及ぼします。
GBP S&P グローバル/CIPS サービス業PMI(7月):
英国購買供給協会(Chartered Institute of Purchasing & Supply)とS&Pグローバルが発表するPMIサービスは、英国のサービス部門の経済状況を示す指標です。売上高と雇用の状況を概観します。英国のサービス部門は製造業PMIほどGDPにプラスにもマイナスにも影響しないことは特筆すべきでしょう。トレーダーは、ポンドにとってプラスと捉えられるため、可能な限り高い数値を望んでいます。
EUR ECB記者会見:
ECBの経済政策決定後、ECB総裁が金融政策に関する記者会見を行います。ECB総裁の発言はEURのボラティリティに影響を与え、短期的なプラスまたはマイナスのトレンドを決定する可能性があります。ECB総裁のタカ派的な見解はユーロにとってポジティブ、つまり強気とみなされ、ハト派的な見解はネガティブ、つまり弱気とみなされます。
JPY 日銀の金利決定:
日銀の金利決定は日本銀行によって発表されます。一般的に、日銀が経済のインフレ見通しについてタカ派的で、金利を引き上げる場合は、日本円にとってプラス、つまり強気となります。同様に、日銀が日本経済に対してハト派的な見方をし、継続金利を維持するか、金利を引き下げれば、マイナス、つまり弱気となります。