今週のマーケット・イベント:
お客様のトレードに以下の最新情報をご利用下さい。
オーストラリア準備銀行(RBA)議事録 :
オーストラリア準備銀行の議事録は、金利決定から2週間後に公表され、議事録には、見解の相違を含む政策審議の全容、及び委員会の各委員の投票も記録されます。
一般的に、RBAが経済のインフレ見通しについてタカ派的であれば、市場は利上げの可能性が高いと見なすため、豪ドルにとってプラスに作用する傾向があります。
米国 FOMC議事録:
連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録は、通常、政策決定日から3週間後に公表されます。投資家はこの議事録で、採決の分かれ目とともに政策見通しに関する手がかりを探るため、強気なスタンスはドル相場を押し上げ、弱気なスタンスはドルにとってマイナスとなる傾向があります。
FOMC議事録は、FOMC政策声明とは異なり、発表前に報道機関が入手することができないため、市場の反応は遅れる可能性があることにご留意下さい。
ユーロHCOBサービス業PMI(11月):
S&Pグローバルとハンブルグ商業銀行(HCOB)が発表するPMIサービスは、ユーロ圏のサービス部門の経済状況を示し、売上高と雇用の状況を概観する指標となります。
欧州のサービス部門は、製造業PMIほどには英ポンドに対してプラスにもマイナスにも影響しないことは注目に値します。
50を上回れば景気拡大を、下回れば景気縮小を意味し、通常、50を上回るとユーロは強気となり、50を下回ると弱気となる傾向にあります。
米ドル S&P グローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)(11月):
S&Pグローバルが発表するサービス購買担当者景気指数(PMI)は、サービス部門の景況を把握する指標で、サービス部門はGDP全体の大部分を占めるため、サービス業PMIは米国経済全体の状況を示す重要な指標となります。
結果が50を上回ると米ドルは強気となり、50を下回ると弱気となります。