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メキシコのバンコ・アステカでビットコインが法定通貨になるかもしれない

世界の市場では、今日から新しい取引週が始まります。暗号通貨市場ではイベントの多い週末を経て、記事執筆時点でビットコインは34,455ドル付近で推移しています。

週末のある出来事が、暗号通貨のボラティリティを引き起こしました。特に、英国の金融監視当局は、暗号通貨取引所バイナンス市場が同国でいかなる活動を行うことも禁止しました。金融行為監督機構の提出書類によると、このデジタル資産交換所は6月30日午前0時までに、英国内での広告、プロモーション、ソーシャルメディア上の情報、活動を削除しなければなりません。同社は、事前の書面による同意なしに、いかなる活動も行うことができなくなります。

バイナンス・マーケットを追及しているのは英国だけではなく、米国と日本の両国が同社を注視しています。ブルームバーグによると、米国の複数の機関がこのデジタル資産会社の活動を調査している一方で、日本はすでに、同社が未登録のサービスを提供していると警告しています。

一方、昨日、メキシコの大富豪でバンコ・アステカのオーナーであるリカルド・サリナス氏が、自分の会社にてビットコインの使用を開始する可能性があると発言しました。

サリナス氏の発言は、ツイッターを通じて公開されました。”確かに、私は#ビットコインの使用を推奨していますし、私と私の銀行は、メキシコで#ビットコインを受け入れる最初の銀行になろうと努力しています”。  日曜日、バンコ・アステカの大物社長の発言を受けて、ビットコインは約7.5%上昇し、34,500ドル前後で取引されました。

その他の市場の概況

世界の市場では、S&P500が2月以来の最高の週となり、米国債は損失を維持し、ウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は1バレル74.04ドルで取引され、金は1オンス1781.49ドルまで上昇しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)が財政刺激策を削減するとの噂が流れる中、ドルは上昇しました。ミズーリ州などのいくつかの州が、パンデミック時の支援を目的とした失業給付支援の中止を決定したおかげか、失業率のデータは下がり始めています。

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