今週のマーケット・イベント:
以下の最新情報を入手し、備えよましょう。
AUD 月次消費者物価指数(前年同月比)(2月):
月次消費者物価指数(CPI)は、オーストラリア統計局が毎月発表する指標で、家計消費者が入手する一定の財・サービスバスケットの価格変動を計測します。この指標は、四半期CPIよりも高い頻度でインフレデータを提供するために開発されました。前年同月比は基準月の物価を前年同月と比較します。高い数値は豪ドル(AUD)にとって強気、低い数値は弱気とみなされます。
AUD 小売売上高(前月比)(2月):
オーストラリアの個人消費を示す主要指標である小売売上高は、月末から約35日後にオーストラリア統計局(ABS)から発表されます。小売売上高は、豪州の小売総売上高の約80%を占め、インフレとGDPに大きな影響を与えます。この先行指標はインフレ率や成長見通しと直接的な相関関係があり、豪準備銀行(RBA)の金利決定や豪ドルの評価に影響を与えます。統計局は、季節要因がCOVID-19の影響によって歪められないよう、フォワード・ファクター法を用いています。
GBP 国内総生産(前期比)(第4四半期):
国内総生産(GDP)は、国家統計局が月次および四半期ごとに発表するもので、一定期間に英国で生産されたすべての財・サービスの総額を示す指標です。GDPは英国の経済活動の主な指標と見なされています。前年同期比は基準四半期の経済活動を前年同期と比較したものです。一般的に、この指標の上昇はポンド(GBP)にとって強気材料であり、一方、低い数値は弱気材料とみなされます。
JPY 東京都消費者物価指数(前年同月比)(3月):
東京都消費者物価指数(CPI)は、総務省統計局が毎月発表しており、東京圏の家計が購入する財・サービスの価格変動を測定します。東京都消費者物価指数は、全国の消費者物価指数が発表される数週間前に発表されるため、日本全体の消費者物価指数の先行指標として広く考えられています。前年同月比は基準月の物価を前年同月と比較したものです。一般的に、高い数値は日本円(JPY)にとって強気とみなされ、低い数値は弱気とみなされます。