
【日本語対応】MT4コピートレード・プラットフォーム『ソーシャルトレーダー』とは? cTraderとの違いや、プラットフォーム選びのポイントも徹底解説
【目次】
コピートレード(ミラートレード)とは? 簡単におさらい

コピートレード(ミラートレード)の基本的な仕組み
コピートレード(ミラートレード)とは、トレードをリアルタイムにコピーし、同じトレードを自動的に行う仕組みです。
フォロワー(投資家、コピーする側のユーザー)は、自分のトレードに自信がなくても、経験豊富なプロトレーダーに利益を出してもらえます。
反対にプロバイダー(トレードの提供者)は、投資家の利益から数十%の成果報酬が受け取れるため、自己資金がなくても大きな利益を得ることができます。
フォロワーとプロバイダー、双方の強みを生かすことで、Win-Winの関係で利益を得ることができるのです。
本記事では、コピートレードの基本的な仕組みに加えて、
15年以上の歴史を持つFX業者 Trader Trust(TTCM)が提供するコピートレード・プラットフォーム『ソーシャルトレーダー』と『cTrader』について、その特徴や違いについて徹底解説していきます。
コピートレードプラットフォーム選びのポイントについても解説しますので、是非ご自身にあったプラットフォーム選びの参考にしてください。
プロバイダー(コピーされる側)のメリット
- 自分の運用資金が少なくても、フォロワーの資金次第で受け取れる報酬が大きくなる
- コピートレードの報酬に加えて、提供業者からIB報酬も受け取れる
- コピートレードプラットフォームを介して、フォロワーを獲得できる
フォロワー(コピーする側)のメリット
- 放置しているだけで利益が得られる
- トレーダーが優秀であれば、自身で取引するよりもリスクが少ない
- プラットフォーム上で優秀なトレーダーを見つけることができる
【プロバイダー向け】コピートレードプラットフォーム選びのポイント

対応している取引プラットフォーム
コピートレードツールによって、対応している取引プラットフォームが異なります。
例えば、『ソーシャルトレーダー』はMT4、『cTrader』の場合はcTrader独自の取引プラットフォームになります。
パフォーマンスを上げるためには、ご自身が使い慣れているプラットフォームに対応している方が有利な場合もありますので、慎重に吟味しましょう。
特にEA(エキスパート・アドバイザー)で自動売買する場合、適応するプラットフォームでないと正常に動作しない場合があるので、注意が必要です。
(MT4で稼働しているMQL4のEAを、cTraderに移植するにはコードの書き換えが必要です)
取引条件
プラットフォームによって、スプレッドやレバレッジ、そしてフォロワーから得られる成果報酬の割合が異なります。
成果報酬の割合はフォロワーにも公開されるため、印象として一概に高い方が良いとは限りませんが、実績のあるストラテジー(トレード)であれば、成果報酬の割合が高くともフォロワーを獲得できるでしょう。
詳しくは、本記事の比較表をご覧ください。
集客方法
プロバイダーとして収益を上げるためには、フォロワー(投資家)をどのように集めるかが重要です。
集客の方法としては、大きく2つあります。
① プラットフォームに公開する
プラットフォームにご自身のストラテジー(トレード実績)を公開することで、プラットフォームを利用しているフォロワー全員が閲覧できるようになります。
例えば『ソーシャルトレーダー』では、プラットフォームに利用登録をしていない十数万のTTCMユーザーにもストラテジーを公開することが可能なので、膨大な可能性があります。
② 招待リンクを送付する
コピートレードへの参加リンクをプラットフォームから発行することができます。ご自身のSNSやサロンに参加リンクを投稿することで、集客を強化することが可能です。
そのため、プラットフォーム選定の際には
・プラットフォームのユーザー数
・招待リンク発行の利便性
を確認することをお勧めします。
アフィリエイト(イントロデューシング・ブローカー)報酬額
フォロワーからの成果報酬とは別に、プラットフォーム提供者のブローカーからIB(イントロデューシング・ブローカー)の報酬を得ることができます。
・IB報酬とは:プロバイダーが紹介することでフォロワーが初めて口座を登録した場合、その後自動でフォロワーの取引量に応じてプロバイダーに報酬が入り続けます。フォロワーが支払うのではなく、プラットフォームを提供するFX業者がプロバイダーに支払います。
IB報酬の条件は提供している業者によって異なりますので、確認が必要です。
参考までに、TTCMで提供する『ソーシャルトレーダー』と『cTrader』では、同じマルチレベルIB報酬が採用されています。
・マルチレベルIB報酬とは:紹介したフォロワーが、次のフォロワーに紹介して口座を登録した場合にも報酬が支払われます。TTCMの場合は最大で5段階下のフォロワーが取引した場合にも報酬が発生します。
これらの報酬は、コピーされた取引にも有効です。そのため、フォロワーの資金量(取引ロット)が多くなれば、IB報酬額も増えていきます。
TTCMの場合は、これらの報酬に加えてロイヤリティプログラムを併用することも可能です。
対応言語
サポートやインターフェースが日本語対応しているかどうかは、利用のしやすさに大きく影響します。
TTCMの『ソーシャルトレーダー』と『cTrader』では、サポートもインタフェースも日本語に対応しています。
【フォロワー向け】プロバイダー(ストラテジー)選びのポイント
当然ですが、最も重要なのはコピーするプロバイダーの取引実績です。
以下は、『ソーシャルトレーダー』で閲覧可能な取引実績の一例です。プロバイダー選びで重要なポイントについて見ていきましょう。
※プロバイダー選びは自己責任となりますので、あくまで参考情報としてご覧ください

ROI(投資利益率)
年間や月間、もしくは週間など、投資期間に応じた投資利益率です。
運用期間
ROIが高いからといって、運用期間が短ければリスクは高くなります。
逆に長い運用期間で、継続的にROIを維持できているプロバイダー程リスクは低くなります。
どのような投資でも言えることかもしれませんが、ROIとリスクレベルを考慮して投資を行う必要があるでしょう。
利益総額(他フォロワーの投資金額)
プロバイダーのこれまでの利益総額が大きいということは、それだけ多くのフォロワーから資金と信頼を得ている証拠です。
あくまで、投資判断のベースはROIと運用期間ですが、それでも迷う時の指標として活用しましょう。
取引銘柄(取引通貨)
取引銘柄が公開されている場合、指標の1つとなります。
価格変動の激しい通貨であれば、それだけ急落のリスクは高くなる可能性があります。
ただし、価格変動の激しい通貨や銘柄でも成果を出し続けているプロバイダーもいるため、あくまで参考情報の1つと考えましょう。
コピートレードプラットフォーム『ソーシャルトレーダー』とは?
TTCMの提供する『ソーシャルトレーダー』は、MT4に対応したコピートレードプラットフォームです。
インターフェースやサポートも、全て日本語に対応しています。
プロバイダー/ フォロワーはTTCMの取引口座を作成し、その後、『ソーシャルトレーダー』を介して取引を口座間でコピーします。
資金の入出金はTTCMのプラットフォームによって行われるため、出勤拒否などのトラブルを回避できます。

『ソーシャルトレーダー』でプロバイダーになる方法
- TTCMの取引口座を開設する
- 投資金をTTCM取引口座に入金する
- 『ソーシャルトレーダー』のアカウントを作成する
- 『ソーシャルトレーダー』のアカウントに、取引口座を紐付ける
- ストラテジーへの参加条件を設定する(最低投資金額や、成果報酬の割合など)
- トレードの実績を作る
- ストラテジーを公開するか、参加リンクを配布して集客する
- フォロワーが参加する
- 発生した利益から成果報酬を受け取る
『ソーシャルトレーダー』でフォロワーになる方法
- TTCMの取引口座を開設する
- 投資金をTTCM取引口座に入金する
- 『ソーシャルトレーダー』のアカウントを作成する
- 『ソーシャルトレーダー』のアカウントに、取引口座を紐付ける
- 参加するプロバイダーを選定する
- コピーを開始する
- コピーへの参加条件を設定する(ストップロス等)
- 発生した利益を受け取る
【図解付き】ソーシャルトレーダーの日本語マニュアル

コピートレードプラットフォーム『cTrader』とは?
『cTrader』は、Spotware Systems社が開発したコピートレードプラットフォームで、TTCMを含む多くのFX業者が提供しています。
どのFX業者から利用してもシステムは一緒ですが、レバレッジやスプレッドといった取引条件が異なります。またコピートレードだけでなく、通常のトレードも可能です。

『cTrader』でプロバイダーになる方法
- cTraderのアカウントを作成する
- cTraderでライブ口座を開設する
- 運用金額を入金する
- ストラテジーを作成する
- ストラテジーへの参加条件を設定する(最低投資金額や、手数料の割合など)
- トレードの実績を作る
- ストラテジーを公開し、参加リンクを配布して集客する
- フォロワーが参加する
- 発生した利益から成果報酬を受け取る
『cTrader』でフォロワーになる方法
- cTraderのアカウントを作成する
- cTraderでライブ口座を開設する
- 投資金額を入金する
- コピーに参加する
- コピーへの参加条件を設定する(ストップロス等)
- 発生した利益を受け取る
『ソーシャルトレーダー』と『cTrader』の違いは?
まずは、2つのプラットフォームの違いや、他社提供のcTraderとの違いを一覧で見てみましょう。
ソーシャルトレーダー | cTrader (TTCM) | cTrader (他社) | |
取引プラットフォーム | MT4 | cTrader | cTrader |
最大レバレッジ | 3000倍 | 500倍 | 提供業者により変動 |
利用者数 (見込みフォロワー数) | 100,000ユーザー以上 ※全世界のTTCMユーザーに公開 | 約300ユーザー | 提供業者により変動 |
プロバイダー数 | 300〜350 ユーザー | 350〜400 ユーザー(全業者共通) | |
プロバイダーの報酬 | 成果報酬のみ :取引利益の最大99% | 成果報酬:取引利益の最大30% 管理手数料:フォロワー資金の最大10% 取引手数料:〜20ドル/1,000,000ドル 【詳細】cTraderの手数料の仕組み | |
IB報酬 | マルチレベルIB報酬 | マルチレベルIB報酬 | 提供業者により変動 |
自動売買プラットフォーム プログラミング言語 | MQL4(MT4) | C#(cBots) | C#(cBots) |
日本語サポート | あり | あり | 提供業者により変動 |
『ソーシャルトレーダー』と『cTrader』使うならどっち?
【プロバイダー】取引プラットフォームで決める
使い慣れたツールで取引をしたい場合は、取引プラットフォームを基準に決めてもよいでしょう。
特にEA開発者がプロバイダーになる場合、動作が保証されたプラットフォームを利用することをオススメします。
【プロバイダー】見込みフォロワーの多さで決める
プロバイダーにとって、ストラテジーを公開した際にどれだけのユーザーの目に止まるかが集客のカギとなります。
例えば『ソーシャルトレーダー』の場合、プラットフォームのアカウントを持っていなくても、50,000ユーザーを超えるすべてのTTCM利用者が公開されているストラテジーを閲覧することができます。そのため、大きな集客の可能性を秘めています。
【プロバイダー】競合ストラテジーの数で決める
他に公開されているストラテジーが多いプラットフォームになると、それだけ競合も多くなるため、ご自身のストラテジーが目立たなくなってしまいます。
そのため、必然的に「公開ストラテジーは少ないが、フォロワー候補者が多い」プラットフォームが穴場となります。
更に、『cTrader』の場合は「管理手数料を設定していると、表示順位が下がる」といった仕様も存在するため注意が必要です。

【プロバイダー】報酬額で決める
成果報酬の上限や、提供業者によってIB報酬も異なるため、より多くの報酬が得られるプラットフォームを選ぶこともポイントです。
ただし、成果のエビデンス(運用期間内におけるROI等)がないのに、成果報酬を上げてしまうのはフォロワーからの信頼を欠くこともありますので、注意が必要です。
【フォロワー】公開されているストラテジーで決める
フォロワーにとっては、投資条件(ストラテジー)さえ良ければどのプラットフォームを利用しても問題ありません。ストラテジー選びのポイントは、上述した「【フォロワー向け】プロバイダー(ストラテジー)選びのポイント」を参照ください。
大切なのは、定期的に公開されているストラテジーを見て回り、情報収集を欠かさないことです。
まとめ
コピートレードは、プロバイダー側にもフォロワー側にもメリットのある投資手法です。プロバイダーを目指されるのであれば、ご自身の取引・集客手法に合ったプラットフォームを選択しましょう。
フォロワーとして投資する場合は、損失リスクやリスクマネジメントに注意しながら、優秀なプロバイダーを吟味することをお勧めします。