海外FXのスワップポイント最新比較!スワップフリー対応業者も併せて解説
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海外FX取引では、金利の異なる2ヶ国の通貨ペアを取引します。
高金利の国の通貨を購入し、低金利の国の通貨を売って発生した金利差分をスワップポイントとして受け取れます。
スワップポイントはポジションを保有しているだけで発生しますが、コストになるケースも少なくありません。
スワップポイントは、取引するうえで必ず知っておきたい知識です。
今回はスワップポイントについての基本的な知識を解説し、スワップフリーに対応の業者やスワップ運用におすすめの海外FX業者を紹介します。
これから海外FXを始める人は、この記事を参考にして、スワップポイントについて知っておきましょう。
また、スワップポイント以外の要素も含めた「海外FX業者おすすめランキング」も参考にして、自分に最適なブローカーを見つけてください。
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海外FXのスワップポイントとは?
海外FXのスワップポイントには、以下4つの特徴があります。
- プラススワップとマイナススワップがある
- 海外FX業者ごとにスワップポイントは異なる
- スワップポイントの発生タイミング
- プラススワップとマイナススワップがある
上記の特徴はスワップポイントの基本情報なので、ぜひ参考にしてください。
スワップポイントは、各国の政策金利をベースに決められます。
トルコやメキシコなどの新興国の政策金利は高い傾向があります。
基本的には低金利の通貨を売って高金利の通貨を買った場合は利益が出せます。
この利益がプラススワップです。
一方で、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合は損失となります。
この損失がマイナススワップです。
なお、スワップポイントをねらった取引をおこなうときに魅力的なのがトルコリラです。
トルコ国内の経済不安からインフレが進み、2025年2月現在で金利が50%高く設定されています。
そのため、どの通貨ペアにおいても、スワップポイントが高くなるのです。
海外FX業者ごとにスワップポイントは異なる
スワップポイントは海外FX業者ごとに異なります。
なぜなら、金利差の一部を海外FX業者の収入にしているためです。
そのため、政策金利の差よりも少ない金額のスワップポイントが付与されるケースが一般的だといえます。
スワップポイントを効率的に運用するには、高いスワップポイントを提供する海外FX業者を選ぶことが重要です。
スワップポイントの高い業者を選ぶ際は以下の点に注意しましょう。
- 複数のFX業者のスワップポイントを比較する
- スワップポイントの変更を定期的にチェックする
- 取引コスト(スプレッドや手数料)もあわせて確認する
- 業者の信頼性や安全性も考慮する
スワップポイントの発生タイミング
土日分のスワップポイントは、原則として水曜日のニューヨーククローズ(冬時間:木曜日7:10、夏時間:木曜日6:10)をまたぐと3日分が付与されます。
日本時間では午前7:00を指します。
ただし、各国の祝日などにより、付与日数が変動するケースがあります。
なお、同日中に決済を行った場合は、スワップポイントは付与されません。
スワップポイントの計算方法
スワップポイントは、FX会社によって異なります。また、日々変動する点がスワップポイントの特徴です。
スワップポイントは、以下の式に当てはめて計算します。
実際は為替レートなどの要素が絡んでスワップポイントが決まるため、概算である点には注意しましょう。
なお、計算するにあたって、各国の政策金利を把握していなければいけません。
また、世界の通貨のほとんどは、日本円より高金利です。そのためスワップポイントは外貨で受け取るのが一般的です。
たとえば米ドル/円において円評価レートが1米ドル/157円だった場合は以下のようになります。
10,000通貨×5.4%(0.054)÷365日×157円=232.2円
正確なスワップポイントを把握するには、各FX業者が提供しているスワップカレンダーを確認しましょう。
【注目】海外FXのスワップフリーとは
スワップポイントは、プラススワップよりもマイナススワップに設定されているケースがほとんどです。
そのため、海外FXではスワップフリーの口座があることがあります。
スワップフリーは、マイナススワップが発生しないメリットがあります。
一方、プラスのスワップポイントがもらえない点はデメリットです。
高いマイナススワップを気にせずにスイングトレードがしたい人には、スワップフリー口座が向いているでしょう。
1日に何度も取引をするデイトレードよりも、取引手数料が安くなります。
海外FXのスワップフリー対応おすすめ業者一覧
海外FX業者には、スワップフリー口座を提供している業者があります。
スイングトレードでもコストをおさえたいトレーダーにはスワップフリー口座がおすすめです。
Exness(エクスネス)
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Exness(エクスネス)はスワップフリーを提供するほか、レバレッジ無制限やロスカット率を0%に設定している海外FX業者です。
Exnessのスワップフリー銘柄は、2種類あります。
- 口座開設当初からスワップフリーな銘柄
- 取引量が一定レベルに到達してからスワップフリーになる銘柄
①の最初からスワップフリーの銘柄は以下の通りです。
- XAUUSD(ゴールド/USドル)
- 株式
- 株価指数
- 仮想通貨
長期保有に向いている株式や株価指数も含まれるため、株式Exnessを利用するスイングトレーダーは、含み益が確保しやすいでしょう。
また、②の一定量の取引を行っている場合は、スワップフリーレベルが拡張されます。
拡張される銘柄は以下の通りです。
- 通貨ペア
- USDJPY、EURUSD、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、NZDJPY、USDTHB、EURGBP、EURAUD、EURNZD、EURCAD、EURCHF、GBPNZD、GBPCHF、AUDNZD、AUDCHF、NZDCAD
- コモディティ
- XAUUSD、USOIL
- すべてのインデックス
- すべての仮想通貨
なお、拡張条件は非公開で、Exnessのシステムにより取引状況をみて判断されます。
また、最初からすべての銘柄がスワップフリーになるわけではないので注意して下さい。。
HFM(HotForex)
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HFM(HotForex)は、これまでのキャンペーンやボーナス・取引条件などが見直され、魅力的な業者になりました。
HFMでは、全ての口座タイプがスワップフリー対象です。
HFMの口座タイプは以下の通りです。
- セント口座
- プレミアム口座
- プロ口座
- ゼロ口座
また、HFMの取扱銘柄は1,000銘柄以上あります。
スワップフリーで取引できる銘柄は以下の通りです。
- 通貨ペア
- AUDNZD、AUDUSD、EURCHF、EURUSD、GBPJPY、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、AUDCHF、AUDJPY、EURAUD、EURCAD、EURGBP、EURJPY、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDJPY、NZDCAD、
- エネルギー銘柄
- USOIL(原油)、UKOIL(ブレンド原油)
- 貴金属銘柄
- XAUUSD(ゴールド)
ゴールドや原油などのCFD関連銘柄にもスワップフリーがあるのがHFMのメリットです。
XMTrading(エックスエム)
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XMTrading(エックスエム)でスワップフリー可能なのはKIWAMI極口座のみです。
ただし、KIWAMI極口座は完全なスワップフリーではありません。
現時点でスワップフリーで取引ができる通貨ペアは以下の通りです。
AUDCAD、AUDCHF、AUDJPY、AUDNZD、AUDUSD、CADCHF、CADJPY、CHFJPY、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURGBP、EURJPY、EURNZD、EURUSD、GBPAUD、GBPCAD、GBPCHF、GBPJPY、GBPNZD、GBPUSD、NZDCAD、NZDCHF、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
ポジションを長く持ちたいデイトレーダーやスイングトレーダーにも、XMの口座が使いやすくなりました。
FXGT(エフエックスジーティー)
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FXGT(エフエックスジーティー)では、2022年8月から一部の銘柄でスワップフリーが導入されています。
プロ口座はもっとも多くの銘柄をスワップフリーで取引ができます。
FXGTのプロ口座なら、通貨ペアによっては日本円ペア以外の通貨ペアポジションを持ってから6日間スワップフリーで取引が可能です。
FX通貨のスワップフリーが導入され、長期保有がしやすくなりました。
6日間スワップフリーの銘柄は以下の通りです。
- 貴金属CFD
- エネルギーCFD
- 株価指数CFD
- 株式CFD
通貨ペアによっては、スワップフリーが3日間のものや、スワップフリーがないものもあります。
スワップポイント運用でおすすめできる海外FX業者ランキング
スワップポイントは、FX業者や通貨ペアによって大きく変わります。
そのため、場合によってはスワップポイントだけで副収入を得られるかもしれません。
この章では、スワップポイント運用でおすすめできる海外FX業者を3社紹介します。
第1位 AXIORY(アキシオリー)
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AXIORYは、2011年に設立され、2018年にドバイに進出しました。99.99%の高い約定力と業界トップレベルの低スプレッドが魅力のFX業者です。
各通貨ペアのスワップポイントは以下の通りです。
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
トルコリラドル | 16,767円 |
ドルメキシコペソ | 1,113円 |
ドル円 | 1,152円 |
ユーロドル | 129円 |
ポンドドル | -546円 |
ユーロ円 | 747円 |
ポンド円 | 1,033円 |
Axioryはトルコリラのスワップポイントは、ほかの業者よりも高くなっています。
また、Axioryでは、取引できないロールオーバー時間にポジションを保有しているとスワップが付きます。
スワップポイントで稼ぐ場合は朝方にポジションを保有しましょう。
第2位 ThreeTrader(スリートレーダー)
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ThreeTraderは、スキャルピングに特化し、低スプレッドで取引が可能な海外FX業者です。
また、ThreeTraderには禁止手法がありません。
そのため、通貨ペアのほとんどがストップレベル0です。
スキャルピングトレーダーにはThreeTraderをおすすめします。
ThreeTraderのスワップポイントは以下の通りです。
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
トルコリラドル | 2,003円 |
ドルメキシコペソ | 756円 |
ドル円 | 1,862円 |
ユーロドル | 334円 |
ポンドドル | -220円 |
ユーロ円 | 754円 |
ポンド円 | 1,621円 |
ThreeTraderは、メジャー通貨ペアやクロス円通貨ペアのスワップポイントが高くなっています。
なお、クロス円とは、米ドル以外の外国通貨と日本円を組み合わせた通貨ペアです。
第3位 TitanFX(タイタンFX)
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TitanFXは取引コストが安く、約定力が安定しています。
そのため、スキャルピングなどの短期トレードに向いています。
また、口座残高によるレバレッジ制限もありません。
TitanFXはハイレバレッジで大口取引したいトレーダーにもおすすめです。
TitanFXのスワップポイントは以下の通りです。
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
トルコリラドル | 4,134円 |
ドルメキシコペソ | 62円 |
ドル円 | 1,137円 |
ユーロドル | 244円 |
ポンドドル | -516円 |
ユーロ円 | 659円 |
ポンド円 | 1,020円 |
TitanFXでは、トルコリラのスワップポイントが比較的高くなっているものの、AxioryやThreeTraderと比べると高いとはいえません。
しかし、トルコリラのスプレッドはAxioryやThreeTraderよりも狭く設定されています。
海外FX業者名 | スプレッド | スワップポイント |
---|---|---|
Axiory | 18.5pips | 16,767円 |
ThreeTrader | 60.6pips | 2,003円 |
TitanFX | 11.6pips | 4,134円 |
TitanFXは、少ない為替変動で利益を得やすいでしょう。
海外FXでスワップポイント運用する時の注意点
プラスになればそれだけでも運用できる魅力的なスワップポイントですが、注意点もあります。
この章では、海外FXでスワップポイントを運用する時に注意すべき点をみていきましょう。
- マイナススワップの場合は損失が発生する
- スワップポイントのみを出金はできない
- スワップポイントは毎日変動する
マイナススワップの場合は損失が発生する
スワップポイントは政策金利や海外FX業者によって設定されています。
そのため、金利変動が起きたり、FX業者が設定を変えたりするとスワップポイントも変動します。
場合によっては、プラスだったスワップが突然マイナススワップになるかもしれません。
マイナススワップの場合は損失が発生します。
国内FXに慣れているトレーダーは、事前に通貨ペアのスワップポイントを確認してから取引をしましょう。
なお、海外FXではプラススワップの通貨ペアは数が限られます。
どの業者・どの通貨ペアで取引するかをリサーチしましょう。
スワップポイントのみを出金はできない
スワップポイントを保有していても、ポジションを決済しなければ出金はできません。
国内FXでは、利益の確定をしなくてもスワップポイントのみを出金できる業者もあります。
そのため、日々出金できる高いスワップポイントで生活をするトレーダーもいます。
海外FXでは、ポジションを決済してスワップポイントが口座残高に反映されてから出金をしましょう。
スワップポイントを日々の生活費にしたい人は、国内FX業者の利用がおすすめです。
一方で、毎日スワップポイントを受け取る必要がない人や、資金が少ない人は、海外FXで取引しましょう。
スワップポイントは毎日変動する
スワップポイントは、海外FX業者ごとに毎日変動しています。
スワップポイントは2ヶ国間の通貨を売買した際の金利差であり、為替レートも毎日変化しています。
そのため、為替レートを正確に予測するのは不可能です。
公式サイトや取引ツールから日々の値動きを確認し、長期運用を心がけましょう。
含み損を気にして決済をくり返す取引は、スワップポイント運用としてはリスクが高くなります。
海外FXと国内FXのスワップポイント比較
スワップポイントは、プラスになれば利益になるため、メリットが大きいシステムです。
海外FXと国内FXでも、スワップポイントに違いがあります。
この章では、海外FXと国内FXのスワップポイントに関する違いを徹底解説しているのでぜひ参考にして下さい。
海外FXは国内FXよりマイナススワップが多い
スワップポイントは、国内FXでも付与されます。
しかし、海外FXは国内FXと比較して、マイナススワップになる通貨ペアが多くあります。f
国内FXではプラススワップになる通貨ペアでも、海外FXではマイナスになるケースも少なくありません。
海外FX業者は、投資家がひんぱんに取引をして利益が増える収益構造です。
海外FXでは、ポジションを長期間保有してスワップポイントを獲得しようとするトレーダーは歓迎されません。
そのため、スワップポイントの付与条件は国内FXよりも不利になるのが一般的です。
ただし、海外FXでは、国内FXにはない高スワップポイントの通貨を扱っているケースがあります。
高スワップポイントの通貨を狙えば、利益を上げられる可能性が高まる点は大きなメリットです。
国内FXにはスワップフリーがない
国内FXには、スワップフリーの口座を開設できる会社はありません。
スワップフリー口座はイスラム口座とも呼ばれています。
イスラム教では「 金利が発生しない受け渡しのみ許される 」という教えがあり、イスラム教徒のトレーダーにスワップポイントが発生してしまうと、教えに反することとなります。
一方で、一般的な日本人が信仰している宗教はイスラム教ではありません。
そのため、国内のFX会社にはスワップフリー口座が存在しません。
スワップフリーで取引をしたい人は、海外のFX業者を利用しましょう。
よくある質問
最後に、海外FXのスワップポイントについて、よくある質問をまとめます。
スワップポイントを活用した取引をしたい人は、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回はスワップポイントについての基本的な知識を解説し、スワップフリーに対応の業者やスワップ運用におすすめの海外FX業者を紹介しました。
高金利の国の通貨を購入し、低金利の国の通貨を売って発生した金利差がスワップポイントです。
スワップポイントはポジションを保有しているだけで発生する一方で、コストになるケースも少なくありません。
金利差の一部が海外FX業者の収入になっているため、スワップポイントは業者ごとに異なります。
政策金利によっても変動するため、プラスだったスワップが突然マイナススワップになるケースもあります。
正確なスワップポイントを把握するには、各FX業者が提供しているスワップカレンダーを確認しましょう。
また、スワップポイントのみの出金はできないため、ポジションを決済しなければスワップポイントは受け取れません。
スワップポイントは、ポジションを保有しているだけで発生する魅力的なものですが、注意点も多くあるため、正しく理解してから運用しましょう。