今週のマーケット・イベント:
お客様のトレードに以下の最新情報をご利用下さい。
USD ISM非製造業PMI(8月):
米国の供給管理協会(ISM)が発表するISM非製造業景況指数は、米国の非製造業部門の景況を示します。非製造業は、ISM製造業ほど、GDPにプラス・マイナスの影響を与えない指標であります。結果が、50を上回れば、米ドルにとってプラス(または強気)となります。
EUR 小売売上高(前年同月比)(7月):
EU統計局(Eurostat)が発表する小売売上高は、ユーロ圏の小売部門の売上高の変化の指標です。指標は変化率として反映され、小売業の短期的なパフォーマンスを示します。この変化率は、個人消費の指標として広く注目されています。通常、結果がプラスであればユーロにとって「強気」と予想され、低い数値であればユーロにとってマイナスまたは弱気とみなされます。
AUD 貿易収支(前月比)(7月):
オーストラリア統計局が発表する貿易収支は、オーストラリア製品の輸入額と輸出額の差額にあたります。輸出データはオーストラリアの経済成長を反映する重要な指標であり、輸入データは国内需要の指標となります。貿易収支は、純輸出の実績を早期に示すしひょうであり、オーストラリアの輸出品に対する需要が堅調であれば、貿易収支はプラスに転じ、豪ドルにとってもプラスとなりえます。
CAD失業率(8月):
カナダ統計局が発表する失業率は、失業者数を民間労働力人口で割った数値であり、ナダ経済の先行指標になります。失業率が上昇する場合、カナダの労働市場が拡大し ていないことを示し、その結果、指標の上昇はカナダ経済の弱体化につながります。通常、この数値の減少はカナダドルにとってプラス(または強気)と見なされ、増加はマイナス(または弱気)と見なされます。